トップページ > 「Band-in-a-Box 22 for Windows」徹底活用法 | 第2回:自動作曲とコード分析機能

Band-in-a-Box 22 for Windows徹底活用法

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誰でも簡単に作曲ができる自動作曲編曲アプリ「Band-in-a-Box for Windows」(以下、BIAB)の最新バージョン「22」の使い方を紹介する特集記事の第2回目。今回は、メロディに最適なコードを付けてくれる機能と、コード進行に合ったメロディを作る機能、そしてオーディオファイルやMIDIファイルからコードを分析してくれるというBIABならではの機能を紹介していきましょう。

文:江原久乱


メロディにコードを付ける

 メロディにコードを付けるのは、作曲を始めたばかりの人にとっては結構難しいものです。しかし、BIABならメロディに合わせて最適なコードを生成する機能があるので、誰でも簡単にコードが付けられます。
 手順は、まずノーテーションウィンドウにメロディを入力します。次に、ウィンドウメニューから[メロディーからコード生成(自動)]を選択して[メロディからコード生成]ダイアログを表示させます。このダイアログで、曲のジャンルやコードを付けたい部分(曲の一部か曲全体か)、ソングのキーなどを設定した後に、「コード進行を生成する」をクリックするとメロディに最適なコードが生成されます。

1.
歌のメロディを入力する

画面を音符入力のできるノーテーションウィンドウに切り替えて、楽譜編集モードにします。画面の下部に音符を入力できる欄があるので、そこにコードを付けたいメロディの音符をマウスでひとつひとつ入力します。

歌のメロディを入力する画像

2.ジャンルやメジャー/マイナーなどを設定する

メロディを入力し終わったら、メイン画面のウィンドウメニューから[メロディからコード生成(自動)]を選択します。すると下のダイアログが表示されるので、この画面でどんな雰囲気(ジャンル)のコードを付けたいかを設定します。メジャーかマイナーかだけでなく、両者を混ぜる割合まで設定できます。

ジャンルやメジャー/マイナーなどを設定する画像


3.メロディに合ったコードが生成される

あとは、[メロディからコード生成(自動)]ダイアログの「コード進行を生成する」ボタンを押せば、入力したメロディに自動的にコードが生成されます。

歌のメロディを入力する画像


4.異なるバリエーションのコードも生成できる

出来上がったコード進行が気に入らなくても、手順Aの[メロディからコード生成(自動)]ダイアログの設定を変えると、異なるバリエーションのコードを次々と生成してくれるので、気に入ったコード進行が見つかるまで試してみましょう。 また、曲のジャンルを変更すると、同じメロディでも別の曲のようなコードが生成されるので、曲のバリエーションを作る際に非常に役立ちます。 ここでは、ジャンルを「ポップ/ジャズ 16ビート」から「ボサノバラテン」に変えてみたところ、手順Bと同じメロディですが、コード進行がかなり変わりました。

異なるバリエーションのコードも生成できる画像



コード進行からメロディを自動生成する

 コード進行に合うメロディを、自動で付けてくれるのもBIABの便利な機能です。BIABの画面右下側にあるコードシートの覧にコードを入力して、メロディスト機能で作りたいメロディのイメージを選ぶだけで、BIABがコード進行に沿ったメロディを自動で生成してくれます。
 なお、生成されるメロディは1つだけではなく、メロディストボタンを押す度に新たなメロディを次々と生成してくれます。メロディが気に入らない場合は、気に入るものが生成されるまで何度も押してみましょう。

1.[コードシート]にコード進行を入力する

まず、BIABのメイン画面下部にある「コードシート」の覧にコードを入力します。入力は、パソコンのキーボードで「Cmaj7」というようにコード名を直接タイプするだけです。ここでは例として一般的な循環コードを入力しました。

[コードシート]にコード進行を入力する


2.メロディを付ける曲のイメージを選択する

次にツールバーの「メロディスト」ボタンをクリックすると、[メロディスト選択]ダイアログが表示されます。この画面で曲のイメージに合うジャンル(@)やキー(A)、メロディを付ける範囲(B)、楽器の設定(C)などを選択します。また、「メロディーを生成」にチェックが入っていることも確認しましょう(D)。あとは画面下の「OK」ボタンをクリックするだけでメロディが生成されます。

メロディを付ける曲のイメージを選択する


オーディオファイルやMIDIファイルからコードを解析する

 コード進行に合うメロディを、自動で付けてくれるのもBIABの便利な機能です。「あの曲のコード進行が知りたい!」という時に重宝するのが、オーディオやMIDIのファイルから自動でコードを分析してくれる「コード分析機能」です。
 市販のCDやMP3、WAVの曲のコードが簡単にわかるのでコピーに役立つだけでなく、この機能を使って分析したコード進行を元に、新たにアレンジやメロディを生成してオリジナル曲を作るということも簡単にできてしまいます。ここでは、オーディオファイルを分析する機能を試してみました。

1.コードを解析したい曲を選ぶ

ツールバーから「オーディオコードウィザード」をクリックして、表示された画面から「オーディオウィザード-オーディオファイルを開いてコード検出」を選び、コードを解析したいオーディオファイルを選んで「OKボタン」を押します。

コードを解析したい曲を選ぶ


2.オーディオ波形とコードが同時に表示される

すると、「オーディオコードウィザード」が起動してオーディオファイルのコードが自動的に分析されます。あとは「BIABにコードを送信」ボタンをクリックすれば、 下の画面のようにBIABのコードシート上に分析されたコードがオーディオデータの波形と共に表示されます。

オーディオ波形とコードが同時に表示される


今回のまとめ

 今回は、「メロディに合わせてコードを付けてくれる機能」と、「コードに合わせてメロディを生成する機能」を中心に紹介していますが、実は本アプリはその両方を同時に自動的に行なうことも可能なのです。さらに、メインのメロディだけでなく、ソロパートやイントロ、エンディングといった曲の一部分だけやハモリパートも簡単に作ることが可能という、汎用性の高さと奥深さを兼ね備えています。BIABは画面構成がシンプルで使いやすいので、一度も曲を作ったことがないという人や楽器が弾けないという人でも曲を作ることが楽しくなる、非常に便利なアプリです。


■お問い合わせ:フロンティアファクトリー株式会社

http://www.biab.mu/rd.php?aid=14031ad



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